院長からのごあいさつ

開院５周年を迎えて

2006年2月2日の開院から丸５年が経過しました。おかげさまで多数の方にご利用いただきまして、当院で出生した赤ちゃんは1500名余りとなりました。その中には当院が出来たことで誕生することになった赤ちゃん達も何名か含まれております。産科をメインに、出来れば不妊治療も行ない、妊娠前から分娩まで一貫して診させていただければと考えて開業しましたのでまずまず希望通りの展開かと考えております。がん検診の季節などは特に外来が混み合うこともあり、予約患者さんであるにも関わらずかなりお待たせしてしまうようなことが起きております。今後の課題の一つと考えております。

加須市は医師会のチームワークが良く市内の医療連携もうまくいっている地域だと思います。ただ産婦人科領域に関して言えば加須を含めた周辺地域に適切な総合病院があるとは言えません。そのため必要のある患者さんは少し遠くなりますが適切な医療機関へご紹介するようになります。特に切迫流産、合併症妊娠などの症例は埼玉県内に受け入れ可能な医療機関は限られており、時には県外の医療機関のお世話になることもあります。当院としては非常に助かっておりますがこういった医療機関は本来そういう症例の方が受診する場所でありまた常々万床に近いことも多いものです。そのため当院では常日頃から該当医療機関との連絡を密にし、また自院の医療レベルを上げることで必要な症例を必要な時期にご案内するよう努力することを職員一同の目標にしております。

産婦人科医、特に分娩を扱う医師が不足していると言われて久しいです。確かにすべて計画分娩にでもしない限り業務はコンビニの様な状態になります。しかし、元気に生まれる赤ちゃんは実に可愛いものです。おそらく分娩を扱っている医師は皆同じ気持ちではないでしょうか。また自分も同様にしてこの世に出てきたことを考えると母親への感謝の気持ちも湧いてきます。願わくば当院で生まれた赤ちゃん達がご両親に愛されて健康に育ってくれればと思います。
これからも患者さんと当院のお互いにとってベストと考える診療を目指してやっていきたいと考えております。皆様、お気軽に受診なさって下さい。

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クリニックの形状と外観

クリニックの形状は妊娠初期の胎児（胎芽）をイメージした構造になっています。ガラスブロックで囲まれたスペースが胎児の眼に相当します。外観は患者様が安らげるよう清潔感と憩いをテーマにしています。

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外来診察室　分娩室　ART室

電子カルテ、4D超音波装置、セントラルモニタリングシステムを採用しています。診察中の超音波画像は録画できます。ご希望の方はお申し出ください。ART室は体外受精用の培養室です。

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その他

多目的室では母親教室、マタニティヨーガ、文字通り多目的での活用を考えております。
お子様連れの方にはキッズスペースにてお過ごしいただけます。

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病室

すべて個室で10床あります。すべてのお部屋に専用のシャワー、トイレが付いており入院中は快適にお過ごしいただけると思います。建物の構造上すべて微妙に形状が異なっております。
院内見学希望は随時受け付けております。診療日はスタッフにお申し出ください。休診日の見学はあらかじめご連絡ください。

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